2017年10月11日水曜日

【モスクワの歩き方③】モスクワとトロントのキャンプの比較1

月末から月初めは仕事が忙しくてブログも更新できませんでした。
昨日、ミカエルのエキストラクラスに出ていたら、「ブログ読んでいます」という方がいて、そういう方がいると、俄然書かないといけないなとやる気になります。

さて、日本で初めてのシステマキャンプ「富士キャンプ」が無事終わりました。
10月7日から9日までの3日間、全5コマのセッションが行われました。
モスクワのキャンプ(インターナショナルセミナー)をそのまま日本に持って来た、
まさに産地直送という感じのキャンプでした。

そのうえ、通訳はついているし、温泉はあるし、日本のキャンプならでは特典もあって、
とても楽しくて、充実した3日間が過ごせました。
企画をされた北川夫妻、そしてこの企画をサポートされたスタッフの皆さんお疲れさまでした。
と同時に、素晴らしい思い出をつくってくれて、ありがとうございました。
このキャンプで行われたワークについては、次回に書こうと思います。

今回は、富士キャンプに行ったことで、本場のモスクワのキャンプ、
もしくはトロントのキャンプに行ってみたいという人のために、2つを比較して情報を提供します。
トロントのキャンプはそれまで使っていたキャンプ場が2017年に閉鎖となったため、次回は未定のようです。
ですが、カナダには似たようなキャンプ場はたくさんあるので、2018年には行われる可能性は大きいです。

【モスクワは室内、トロントは野外】

モスクワもトロントも宿泊型のセミナーですが、もっとも大きな違いは、モスクワは室内、トロントは野外で行われることでしょう。以前、モスクワも野外型のセミナーをやったことがあったようです。2007年かな? 北川さんが最初にモスクワのセミナーに参加した頃は野外だったようで、今回は富士キャンプは、そのときの強烈な思い出を再現したいということだったと思います。

写真は2013年のモスクワセミナーです。前列2列目、右端に写っているのが私。

【料金】

★モスクワは、その年に発表される日程によっても違いますが(4泊5日の時もあれば、6泊7日の時もあり。だいたい5泊6日)、過去ルーブルが一番安かった時で5泊6日でセミナー代が12万円、高い時で25万円。今年もまだルーブルが安かったので16万円ぐらいだと聞いています。9月ですので、モスクワ往復はピーク時よりやや安く確か13万円台から15万ほど。従って、お小遣い抜きにすれば30万円ほどで行ってこられます。お土産代などのお小遣いを考慮して、あと2、3万円ほどは必要でしょうか。

★トロントは、月曜日から始まって土曜日の午後解散の5泊6日で約23~25万円ほど。8月に行われますから、飛行機代が高いです。飛行機代がだいたい18~20万円ぐらい。したがって、キャンプに参加するだけで40~45万円はかかります。これにお小遣いなどを考えると、47~48万円は用意しておいたほうがいいと思います。

〔比較〕
為替によって料金は変わりますが、経済が不安定なロシアと比べると、カナダのほうが安定しています。為替が安い時は、モスクワに行ったほうがお得でしょう。それにトロントは高いです。2010年から毎年トロントキャンプに参加しているシステマ東京のIPさんは本当にすごいと思う。

【日程】

★モスクワ:毎年9月中に行われますが、その年によって第2週だったり、第3週だったり。だいたいは水曜日の夕方に入って、木曜日の朝からスタートして、日曜日に終了して夜にパーティ。翌月曜日に朝ワークして朝食を食べて解散というスケジュールです。これで5泊6日です。したがって、日本からは、行きは水曜日のお昼に出て水曜日の午後着、帰りは月曜日に出て火曜日に朝着という日程になります。仕事や学校は土日含めて7日間休む必要が出てきます。モスクワまでの往復は片道9~10時間ぐらい。

★トロント:2年に1度、偶数年の8月の上旬に行われます(次回は2018年の予定)。月曜日の午前にトロント本部を出発して、キャンプ場に昼到着。月曜日の昼からワークが始まり、金曜日の午後でワークが終わり、翌土曜日の朝にもワークして、朝食を食べて解散。モスクワと同じくセミナー5泊6日でも、前後に1泊ずつする必要が生じるので、全体では7泊8日の日程になります。日本からは日曜日の夕方に出て、日曜日の午後にトロントに到着。本部の道場で1泊して(自分でホテルをとってもいい)、月曜日の朝に本部を出発してキャンプ場へ。戻ってくるのは土曜日の午後3時ぐらい。また本部で1泊して、日曜日のお昼ごろにトロントの空港を出発、月曜日に戻ってきます。仕事や学校は9日間休む必要があります。トロント往復は片道12~13時間。

[比較〕
8月か9月、どちらが休みを取りやすいかによるでしょう。8月はお盆休みがあって休みを取りやすい反面、トロントの場合は9日間も休む必要(土日を除けば7日間)があるので、そこがネックがかもしれません。トロントの方が飛行機に乗っている時間も長いので時差的にも辛いです。ただし、トロント往復は羽田発着があるで便利。成田発着より1万円ほど高いですが、その価値は十分にあります。

(というわけで、この項は続きます)


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