2017年9月19日火曜日

インストクラターの心得

これは1年前のシステマ湘南のFBにはあげたのですが、
こちらのブログには上げていませんでした。

このブログは一般向けです。
一般の人には関係ないことだと思って、
あえてここには上げていなかったのですが、
FBだと見直すのに(探すのに)大変なので、
自らの覚書という意味でも、
こちらにもあげておきます。

去年のサマーキャンプでモスクワ本部の
マスター・インストクラター、ブラッディミアが話した内容です。

現在、Iit(インストラクター見習い)やインストクラターの人、
これからインストクラターになる人のために参考になればと思います。
(同様の件は、去年の日本セミナーでも、
Iitやインストクラターを新たに申請した人、また更新した人に話していました)

心得というよりかは、むしろ経営方針に近いかもしれませんが。

 1・無料で教えてはダメ。どんなに少額でも金額は取りなさい。

2・トライアルは2度経験させなさい。1度ではシステマが分かるはずもない。
トライアルも無料にしてはいけない。
トロントではトライアルの人については2回20カナダドルを取っている。
(トロント本部では、普通は1クラス20カナダドル=約1600円)

3・メンバーシップ制を取りなさい。最低でも3か月のメンバーにしてその分を前払いで取るように。
そのぐらいのお金も払えない人間は、システマをやる前に、自分の稼ぎを確保したほうがいい。

4・クラスは定期的にやるように。
そのためにも1人で教えるより、できるならば2人以上でリードした方がいいかもしれない。
クラスをキャンセルしないために、2人なら1人がNGでも、もう1人がリードできる。

5・ドリルは必ずフリーワークを入れるようにしたほうがいい。
そうしないとシステマはテクニックだと考える人が出て来る。

6・他のクラスの近場ではやらないほうがいい。過剰な競争になることがある。
アメリカでは一部でトラブルが起きている。

7・自分のクラスのコアメンバーを大切にしなさい。
そのためにも、道場破りのような人がきても、相手にすべきではない。
そういう人のために、コアメンバーが離れた例もある。
そういう人が来たら、プッシュアップをさせておけばいい。

8・セミナーに参加することも大切だが、何か疑問があったらDVDを見返しなさい。
セミナーでやっている以上に、DVDでは時間をかけて丁寧に説明している。
必要な情報は全てDVDに入っている。

9・インストラクターはシステマの看板を背負っているのだから、
教える時にはインストラクターTシャツを出来るだけ着なさい。

10・教える意志がある者だけがインストラクターの資格をとりなさい。
教えないで、トレーニングをするだけするだけなら必要ない。
(インストラクターは「黒帯」といったような資格ではありません。
大切なのは教える意志。ちなみに、私自身はイントラになった時、
「下手」でも「覚悟」さえあればいいと思っていました)。

11・フェイスブックは個人とクラスは分けるように。
(日本人はそうしていると思いますが、海外では分けていない人も多い)

12・必要があれば、トロント本部のHPに、
あなたのクラスの情報を掲載することができるのでリクエストしなさい。自宅の近くでシステマの教室を探している人の役に立つかもしれない。
(日本人でわざわざトロント本部のHPで、クラスを探す人はないと思います)

以上です。

「システマ湘南」のような弱小グループにはそぐわないなと思う点もあるのですが、
適当にアレンジしながらやっていっているつもりです。

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