2017年6月25日日曜日

この3か月はインターナルワークが中心

6月24日、第116回、システマ湘南終了しました。

この3カ月間、ずうっとインターナル系のワークばかりしていました。
まあ、このブログを読む人は、システマをやっている人ばかりだと思うけれど、
やっていない人のために説明しておくと、
リラックスして、相手の内面にアプローチしていく。
そんな大きな力を使わなくても、相手が倒れてしまうという、
「超達人技」のようなものです。

たぶん第三者が見たら、合気道よりインチキくさいと思います。
(ミカエルの映像がいろいろとYouTubeにあがっています)
なんとなく自分は苦手で、時々練習することはあったのですが、
集中して練習することはありませんでした。

5月に来日したモスクワのダニール師が行なったセミナーでは、
リラックスが強調されていて、あとはテンションを抜くこと、
バランスを整えること。

その言葉だけを抜き出せば、これまでのシステマと何の変わりもないのだけど、
そこでインターナルを意識するかしないかでは全然違ってきます。

なぜ、注意が同じなのに、これまでと違うと言えるのかと言えば、
呼吸が違うから。
ダニールは「口と鼻、50パーセント、50パーセントで呼吸してください」と
言っていて、これはいわゆる「第二の呼吸」のことです。

これまでのシステマの呼吸は「鼻から吸って、口から吐く」。
それがよりインターナルなものが意識されるようになって、
「第二の呼吸」(胸を開く呼吸)となりました。

「第二の呼吸」を意識することで(3月のザイコフスキーの教えもあって)
ダニールのワークへの理解が格段に進歩したような気がします。

というわけで、システマ湘南でも、ここのところ14回にわたって、
インターナルワークを中心に練習してきました。
「インターナル強化月間」が3か月以上続いたのですが、
個人的な感想では、自分も含めて参加者全員が3か月前よりも理解が深まり、
少しは上手くなったのではないかなと。

やはり集中して練習することは大切だと感じた次第です。
自分も勉強になった3か月間でした。
これから後はアダム・セミナーの復習となりますから、
ちょっとモスクワ系のワークからは離れます。

され来週はいよいよアダム・ゼットラ―セミナーで、
その翌週は江ノ島のビーチ・システマです。
皆さん、ご参加のほど、よろしくお願いします。

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