2017年5月18日木曜日

できないものをどうやってリードする?

ブログがだいぶ間が空いてしまっています。
なかなか更新できないでいます。

3月以降、システマ湘南ではインターナルフォームというものに
時間を割いて稽古をしているのですが、このインターナルフォームというものが、
いわく言い難いもので、このところいつもどう捉えればいいのかを考えています。

どうしても、ある種のイメージを持ってしまいます。
ザイコフスキーは「イメージを持たないでください」というけれど、
この言葉もどう捉えるかは難しいです。

このことは3月にもブログで書いたけれど、
思うのは「イメージは持っても、それに捉われていはいけない」ということです。

つい先日もシステマ吉祥寺に稽古に行って、
インストクラターのYさんと「大阪の大西インストラクターのストライクはすごい」と
いう話になりました。

考えてみると、大西さんはストライクを打ってみせてはくれても、
余計な説明は一切しないんですね。
「こうやって打てばこうやろ」「それでこうやればこうなる」と。

結局、大西さんはいくら言葉で説明しても、
身体感覚は人それぞれなので、意味がないことが分かっているのでしょう。

しかし、大西さんのように〝出来る〟インストラクターならばそれでもいいのですが、
できないインストラクターである自分のような人間はどうすればいいのか。
大西さんと同じことをやっても、できないし、説得力ゼロ。

だから、いろんなイメージを持ちながら試行錯誤するしかないんだなと思っています。

できないならできないなりに、
「自分はこんなイメージでこう打っている」とか、
「でも、打たれたほうはどう感じた?」とか、コミュニケーションを取ながら
やっていくしかないのかなと思っています。

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