2017年4月20日木曜日

インターナルフォームって何?

4月の15日~16日とシステマ台北でザイコフスキー師のセミナーがありました。
日本からも今回は6名が参加しています。
台北のセミナーにこれだけ日本人が参加するのは初めてのことではないでしょうか。

私は参加していないのですが、
同セミナーに参加したシステマ吉祥寺のヨシさんのシェアを19日、早速受けてました。
台北では初日は普通のインターナル、2日目がインターナルフォームだったようです。
ヨシさんはより深くインターナルフォームの理解が進んでいたように思います。
私も時間が許せば、行きたかったものだと思いました。

このブログでもインターナルフォームという言葉が何回か登場しています。
システマ熊本のMさんからもフェイスブックで「インターナルフォームとは何なのか」
という質問をもらったものですから、簡単に説明したいと思います。

「インターナルフォーム」は東京セミナーの時に初めて出た言葉です。
ザイコフスキー師は「言葉にこだわるな」とか「イメージを使うな」と言うので、
具体的なワークを紹介して、お考えいただきたいと思います。

こんな感じのワークをします。
歩く→スピードあげる→走る→スピードダウン→止まる→歩く……
といったワークを、体ではなくて、まずインターナルフォームを体から出して、
それに体が乗っていくように動いていく。
体から動くと、スピードを上げていく時にギアを入れるようなギクシャク感が
出ますが、インターナルフォームで動くとスムーズに動けます。

インターナルフォームが体から出て、それがスピードアップしていく中で、
フィジカルがその流れの中に入っていく感じ。
では、そのインターナルフォームとは何かとなると、
意識と捉える人もいるし、念と捉える人もいるし、気と捉える人、
はたまたオーラと解釈する人もいますし、
自分という存在から肉体を引いたものだと解釈する人もいます。

いずれにしても体から動くのではないということです。
ローリングのワークでもこのようなワークをします。
立った状態からゆっくりしゃがんで、ローリングで立ち上がる。
これもインターナルフォームを出して、それに乗っていくように動いていく。
インターナルフォームに乗り切れれば、動きがスムーズにいきます。
途中でインターナルフォームが止まる、
もしくは動きがインターナルフォームを追い越したりすると、動きが滞ります。

こんな感じのワークをいろいろと行います。
まずは一人での動作、次は対人での動作。
まずは自分のインターナルフォームだけ意識して対処。
そして、次は相手のインターナルフォームも意識して対処する。

自分のインターナルフォームのに乗って動き、
相手のインターナルフォームに働きかけるように動いていく。
相手のインターナルフォームに働きかけると、副次的な影響として、
相手のフィジカルに作用するというものです。

ザイコフスキー師が提示したワークの説明だけをまとめて活字にすると、
こんな感じになります。

やっぱりなかなか分かりづらいですよね。
ご興味ある方はお近くのシステマのクラスで是非体験してみてください。
システマ吉祥寺のヨシさんやシステマ埼京などが熱心にやっています。

あとはいかにワークをこなかしていくかなのですが、
吉祥寺のヨシさんから、台北で行ったインターナルフォームのワークも教わったので、
(ヨシさんには感謝を申し上げます)
近くシステマ湘南でも披露したいと思います。

次回のシステマ湘南は、
4月22日(土)、見田記念体育館・多目的室(鎌倉)15時~17時
4月29日(土)。見田記念体育館・体育室(鎌倉)15時~17時

0 件のコメント:

コメントを投稿