2016年9月12日月曜日

モスクワとトロントのキャンプの違い

早いもので、トロントのキャンプから帰ってきて3週間が経ちました。
先週の土曜日は、システマ東京でトロントのシェアをさせていただきました。
5日間、全17コマのレッスンから、30分ほどシェアするわけですから、
雰囲気すら伝えられたかどうか分かりませんが、
シェアさせていただいたほうは楽しかったです。

シェアの時に質問として「一番きついワークは何でしたか」というものがありました。
でも、個々のワークでは、あんまりきついワークはありませんでした。
ただ、全体を通してみるときつかったというか……。

以前に書いたこととも重なりますが、
モスクワの合宿セミナーとの違いを書いてみます。

モスクワのセミナーではひとつひとつのワークが長いのです。
時によってはひとつのワークを1時間ぐらいさせられます。
トロントの場合、ワーク一つ一つが短くて数が多い。
そのため、気を抜いている暇がありません。

そして、トロントのほうがモスクワよりも1日の練習時間が長い。
例えば、朝食前の練習はモスクワは45分ですが、トロントは90分あります。
それも朝からゼットラ―兄弟のレッスン。もうそこでお腹いっぱいです。
(ゼットラ―を知っている人には分かってもらえると思うのですが)

あと、モスクワは夜のレッスンは別料金で受けたい人だけが受けるが
(それも毎日ではない)トロントでは毎日夜のレッスンがある。

他にもトロントでは、雨が降ってもどんな天候でも外で行う(モスクワは屋内)。
モスクワでは合宿中のお酒OKだが、トロントではNGで禁欲的。

朝7時10分から練習なため、6時半には起床。
夜は11時までレッスンなので(遅い時には12時過ぎまで)、
寝るのは12時過ぎ。どうしても寝不足になります。
モスクワは夜のレッスンが終わっても10時ぐらいなので、
酒さえ飲まなければ、そこまで寝不足にはなりません(笑)。

総じて体力的にきつかったのですが、3日目ぐらいから慣れてきますから、
人間の体とは不思議なものです。
どしゃぶりの中、合計6時間以上わたって、ワークをしたのですが、
それがまだ2日目でしたから、都会でやわな生活をしている身には辛かったです。

この5日間のキャンプで、この年になってK点(限界点)を超えました。
システマがうまくなったとか、そういうふうには思えないのですが、
「自分はここまでやれるんだ」と思えたことが一番の成果でした。

さて、システマ湘南の次回は9月17日になります。
鎌倉武道館で15時からです。

↓下は5日目の午後のレッスン。次々相手が蹴ってくるのをさばく。
(首と肩にテンション入っていていますねw)



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