2016年7月10日日曜日

アスリートが注目する「ゆるむこと」

フジテレビの日曜日お昼の番組「ミライ☆モンスター」。
将来有望なアスリートを取り上げるのだが、
7月10日は大阪成蹊大学陸上部(取り上げられたのは女子400メートルの選手)。
この陸上部、近年目覚ましい成果を上げているそうだ。
ひとえにユニークな指導法によるものらしい。

どんなトレーニングをしているかというと、
実際に走らせることよりも、体をどう使うかのトレーニングが多いようで、
女の子同士が腹をぎゅーっと踏みつけてあっていた。
「お腹を緊張させないためのトレーニング」という。
その近くでやっている練習はローリング(実際には前転でしたが)。

見ていて「これって、システマじゃん!」
お腹を踏んづけたりするのは(システマでは拳でやることがお言いのですが)
見ていて、誰かがシステマを指導したのかと思ったほどでした。

青山学院大学の駅伝の原監督も部員には腹筋をさせないという。
するとタイムが伸びるというのだ。
これもお腹の緊張を取れたためではないかと思う。

最近、アスリートがゆるめるとかリラックスに以前より着目している感じがします。
一流のアスリートの本を読むのが好きなのですが、
今、読んでいる本がなでしこジャパンのストライカー、
大儀見優季さんが書いた「合わせる技術」。

この本を読んでいても、「ゆるめること」とか意識の持ちようとか、
結構システマに通じるところが多々あると思いました。
まだ途中なので読了したら、この本についても書いてみようかと思います。

システマ湘南にはスポーツトレーナーとして、中高生を指導されている方がいますが、
システマは、絶対に他にスポーツにも役立つと思います。
試行錯誤するぐらいだったら、システマやってしまったほうが、
体使いのヒントがたくさんあるような気がします。

いずれすべての競技でシステマが必要とされる日が来るかもしれない。

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